無駄に長いので、興味のない人は読まなくてもよろしいかと・・・
※使ったツールは、丸三証券の「リアル株価ボード」。
試しにやってみた銘柄は、30分ほど458円という値段で動かず、その間に買い注文も1000株ほどあった
ので「これはここからは下がらないかな・・・」と思い買ってみました。
すると10秒後には457円で2500株ほど売り注文が!さらに30秒後には株価が456円になりました!
んでもってその3分後には452円に!
・・・エ?ナニコレ?
まあ全然資産なくて200株しか買ってないんで?1200円ですが。
でも3分で?1200円ってのもある意味スゴイですね?。全然実感が沸きませんし。
その後2分後には455円になって盛り返したかと思いきや、結局終値は448円で?2000円でした・・・
なるほど、デイトレはその日のうちに手仕舞いにするのが基本というのはこういうことか。
この株、もともと「9月終わりから10月くらいに新事業を展開するから今のうちに買っておけば上がるかも」と、中期で買う予定の株だったので持っててもいいんですが。
でも2週間前は500円だったから、チャートで分析してみると、ちょうど今ぐらいが最安値あたりかなぁって感じだったんですが、2、3ヶ月後くらいには500円ぐらいまで戻るかもしれないけど、後1週間ぐらいではもうちょっと株価が下がるかもしれません。
まあ要するにデイトレードとしては「完全敗北」したわけです。
いやしかし、ホント半端じゃないくらい疲れますね。
それというのも1分間で2回ぐらい株価が変化する場合があるんですよね。
ライブドアなんか10秒に一回株価が変動してましたよ(笑
一日中(とはいっても一日で取引が行われるのは、前場の9:00?11:00、後場の12:30?15:00までですが)張り付いてなきゃあ怖いですわこれは。
あと、資産が多くないと難しいですね。
例えば100円の銘柄を1000株買えば10万円です。それを110円で売れば11万円になって、1万円儲かるわけですが、10円も上昇するのを狙うのは相当難しいです。
でも100円の銘柄を10000株買えば100万円で、101円で売っても101万円になって、同じように1万円儲かるわけです。こっちのほうが簡単といえば簡単ですよねぇやっぱり。損もデカイですが。
で、初心者の人でもデイトレードが出来るのかどうかというと「まず短期でも中期でも長期でもいいから株取引をやったことがある」ことが必要かと思います。特に「チャートを見てちょっとは分析ができる」ことが望ましいか。
その上で「前日の間に、あらかじめ次の日の取引銘柄を決めたうえでチャートを週足、日足、日足でテクニカル分析しまくって、さらにファンダメンタルズ分析もして、と分析しつくしたうえで、尚且つ一分に一度くらいは株価を見て、下がり目から上がり目に転じた瞬間に売る」という方法ならまあ意外とイケルのかもしれません。
※そもそもテクニカル分析やファンダメンタルズ分析の意味が分からない人はデイトレードをやるには早すぎると思います。
あと「タブブラウザ」は必須だと思われます。一分で値段が変わることもあるので、いちいちチャートの画面から注文画面に移動し、銘柄コードを入れて値段を指定して株数を指定して、とやっている間に損をしてしまうこともあるからですね。
「タブブラウザ」ならクリック一つでウインドウの切り替えができるのでこの問題が解消できます。
例えば丸三証券の「リアル株価ボード」のチャートと、注文画面、さらに楽天証券の「マーケットスピード」の画面を表示させておくとか。
・・当然常に画面を切り替えなければならないので余計疲れますが。
結局デイトレードというのは、「超短期売買」なわけですから、既に株をやっている人なら、自分がやっていることを一日の間にやるというだけの話なわけです。
しかし何故デイトレードは敷居が高いような気がするのか?
それはもしかしたら、デイトレードでは「気配を読む」ことが重要だからなのかもしれません。
例えば400円で1000株買ったら400000円です。で、410円になったから1000株全部売って410000円だと思ったら、そうはいかない場合があるわけです。
410円で1000株全部売り注文しても、「410円でも買う」という人が100株しかない場合(410円の買い気配が100ということ)は当然410円では100株しか売れなくて、残りの900株は410円より下でないと売れないということがあるのです。
更に408円で買い気配が300で、405円で買い気配が600だとしたら
410×100=41000
408×300=122400
405×600=244000
合計407400円
となるわけです。だから必ずしも410000円で売れるわけではないわけですね。
これは中?長期投資ではほとんど気にしなくていいことだけに、一般の人には「株は安全だけどデイトレードはなんだか危ない」と思われている理由なのかもしれません。
まあ「一日じゃあ情報が入らないから値動きが予測できない」というのも理由の一つかもしれませんが。
明らかに普通の株式投資とはやり方が違うので、向いてない人にはトコトン向いていないような気はしますね。
いずれにせよ、取引中ずっとリアルタイムで株価と気配を見ることが出来ない人は、それだけでハンデになるわけです。スタートラインが既に違うと。
だから難しいな?としみじみ思います。
一日中張り付くことができるのは
・大学生(学校もバイトもない日)
・主婦(取引時間帯以外の間に家事を済ませておく)
・フリーター(バイトがない日)
・職業がデイトレーダー(取引時間が勤務時間のようなものか?)
ぐらいでしょうか?日中に仕事があるような人は余程経験を積んでいて慣れている人じゃないと無理なんじゃないかと思いましたね。
私もやろうと思えばできるでしょうけど、ホームページの更新も難しくなるし、大学院の勉強なんかますますできなくなるだろうから、デイトレードは向いてないですかね。
なにより資産が10万ぐらいしありません。これでは正直な話、手数料だけで儲けがふっとびます。
今は丸三証券を開設したばかりなので10月4日まで手数料が無料だからいいんですが。
ただ、デイトレードは「損切りが大事」だというのはなんとなく分かりました。次の日に持ち越しをせず、被害が酷くなる前にスパッと損を切る、そして他の銘柄でプラスを狙う。
「一度の売買でのプラスマイナスを気にするのではなく、一日で取引した銘柄全体で、損を上回るほどの儲けを出す」ことがデイトレードでの収益ということなのでしょうねぇ。
まあまだ初めてやってみた感想なので「それは違うね。わかってないなぁ」とか突っ込まれても困りますし、なんとなく感じたことを徒然と書いてみたわけですが・・・結局初勝負は「負けた」と、で「難しいっていうよりは、ちゃんと時間をかければもうちょっとうまくやれるかもしれないけど時間ないや」と、そういうことです。
・・・あ、でもそれって一般的に「難しい」っていうんですよね(苦笑
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